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ぼやき大爆発
世捨て旅行者の雑記帳
今なら「三代目襲名」が観れるぞ!


さて、この映画の解説を少ししておきましょう。

健さんのやくざ映画では珍しい部類に入る、東映「実録任侠路線」の主演作品です。 物語は「山口組三代目」の続編で、ちょっと現在では実現不可能な企画。

何が凄いかというと、当時はまだ現役だった田岡組長を実名で主人公にした自伝的作品。 そして、戦中から戦後の混乱期を背景にした神戸の凄まじい状況を赤裸々に描いた内容です。

DVD商品化されたのは、なんと、今年になってから。 近年、商品化へのリクエストの声が高まった結果だと想像します。 

それはなぜか? 
現在ではタブーとなっている在日朝鮮人の悪態が劇中で赤裸々に描かれているからです。

「三代目襲名」では、終戦直後に神戸三宮界隈で跋扈した第三国人ギャングと山口組との抗争が物語の主軸となっていて、悪行の限りを尽くした朝鮮人の実態が、かなり事実に忠実に描かれておりますな。

闇市を仕切っていた朝鮮人たちは、旧軍の武器庫から略奪した銃器で武装していて、弱体化していた警察よりも戦力で上回っていたという無法ぶり。 映画の中で、当時の神戸市長が田岡に頭を下げて「何とか神戸の治安を守ってくれないか」と懇願する場面が象徴的です。 ちなみに、戦後の1年ほどはGHQの指令で、朝鮮人自治組織に対しては警察もアンタッチャブルだったんで、ますます朝鮮人は付け上がったのです。(映画では、生田警察署襲撃事件をモデルにしたと思われる場面あり)

戦後ドサクサの一時期、山口組が自警団となって神戸繁華街の治安を維持していた事実は、現在となってはちょっとした戦後秘史ですな。

余談ですが、神戸で跋扈した第三国人を描いた作品では、このほかにも「神戸国際ギャング」がありますが、こちらは実録モノではなく、完全娯楽作品。











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