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ぼやき大爆発
世捨て旅行者の雑記帳
竹村健一の至言「日本の常識は世界の非常識」の意義も時代とともに変わった
竹村健一がこの言葉を広めたのが、70年代後半。 ただし、当時の国際情勢を考えると、「日本の常識は欧米の非常識」と言い換えた方が分かり易いと思いますな。

まずもって、氏がこのフレーズに込めた文脈は、経済的に欧米に追いつき追い越そうとしていた日本の位置というものを念頭に置いたものでした。 当時の世界観としては、まずもって、米ソという2大超大国の冷戦という基本的な枠組みがあって、そこに中東などの第3世界の諸問題が絡んでくるという構造。 当時の中国は文革の大混乱が収束したばかりで、経済的には話にならないほど小さい存在で、とりあえず、問題外。 日本では「日中友好」という言葉が持て囃されて、中国に対するイメージが最も良かった時代。 

今となっては、「日本の常識は世界の非常識」という現実を誰もが認識しているが故に、逆にこの言葉が妙に陳腐に聞こえるのが不思議。
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