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ぼやき大爆発
世捨て旅行者の雑記帳
尊師の履歴書17
(インド 1)

スリランカから船でインドに戻った。

場所はインドの南部のラーメーシュワラムであったが、後にインド亜大陸最南端のカニャークマリを見学。 それからインドの西海岸に沿って北上し、ケララ州やゴア州のアンジュナ・ビーチや宗教・学園都市プネーに立ち寄って後に、インド最大の都市ボンベイ(現ムンバイ) に辿りついたのであった。
当時での人口は800万人くらいか。

このボンベイには「世界一の遊郭」と思えるほど大きな赤線地帯がある。 
その時は地区の名前がわからなったので、2011年にインタネートでチェックすると「『カマティプラ(Kamathipura)』 と呼ばれ、アジア最大の赤線地帯となっていて、3~4階建の娼館が1500軒以上もあるらしい」 と紹介されている。

私が1978年に訪れたときは、地区の名前も娼館の数もわからなかった。
という事で、私の推測では「3~4階建の娼館が公認・闇営業を合わせて数百軒ほどあり、1軒当たりで数十人。 ざっと計算すると何千人どころか万単位の人数になる」と思えたのであった。 
理由があったのだが、娼館が「名前」として掲げている看板は数字だけで示されていたのだが「007」という風に3桁で示されていたので、最低でも100軒、多くても1000軒と思えたからである。

タイのバンコクやインド国内にいる旅行者の間で「インドの安娼家の業者の娼婦への扱いも、娼婦の客へのサービスも最悪」 として知られていた。
1977年12月にカルカッタを初めて訪れたときに、チャイナ・タウンにある赤線地帯を1人で訪れて、値段を聞くと、ショートが4ルピーであったので約50セントで120円という安さであったが、遊ぶことが出来なかった。

その時点では、バングラデシュを訪れていなかったので、インドで初めて娼家を訪れたことになる。
そのカルカッタの赤線の景観は「酷い」ということで(でも現在では、その景観は忘れてしまっている) ビビッてしまって入れなかったのであった。 そして、その後にバングラデシュにある娼家を訪れたのだが、それと、カルカッタの娼家と比べると、たぶん、似たり寄ったりであったろう。

人には「怖いもの見たさ」 というものがある。

ボンベイの世界中のバックパッカーの溜り場となっているサルベーション・アーミーに泊まっていると、日本人旅行者からボンベイに大きな赤線地帯があることを教えてもらったのであった。  そうではあったが、その宿には日本人男性が15人ほど泊まっていたが「赤線で遊んだ」 と語る人は無かった。

聞いた、また、実際のショートの値段は4ルピーであった。  その話を聞いていたのは4人ほどで、私と他に1人が「では、明日、一緒に出掛けよう」 と話が決まり、その翌日の夕方前に2人はバスで出かけたのであった。

赤線地帯(遊郭で売春が公認されている地区) に着いたのは夕方前で周りはまだ明るかったが、周囲の感じは「遊郭」という「特別地区」ではなく、一般の街路に設けられていた・・・・・・そのために、片道一車線で車やバスや歩行者が往来する街路の両側に、普通の平屋の2階建ての民家や4階ほどの普通のビルディングが立ち並んでいる区域に「娼家」が点在していた。
それも、娼家のほとんどは3~4階建であったので「娼館」という趣であった。  それと判別できるのは、建物に「娼家」の看板として「007」「123」と3桁のナンバーが記されている、大きさが60×40センチくらいのプラスチック製の看板が掲げられていたからである。

その娼館の1階の街路に面している(「6畳」くらいの)部屋の窓枠には不釣り合いと思える「太くて丸い頑丈な鉄格子」が嵌められていた。  その様相はまるで動物園にある『檻』という趣であったので、不思議に思って表通りから中を覗き込んだのであった。

部屋の中は6畳ほどの広さのコンクリの床であったが、そこには色あせた古いサリーを着た真っ黒の肌の娼婦が立っていた。

それも数十人ほどであったので、立錐の余地もないほどのすし詰め状態であったが・・・・・・皆は表通りに顔を向けていて、窓の近くに立っている者は・・・・・・鉄格子から外を覗き込むようにして、表通りをとおりかかる男に必死に手を振って客引きをしていた。

そんなの初めてみる光景であったが、そのおぞましさに身の毛がよだちはしなかったが、やる気が失せてしまったのであった(見ないと、その心境は分からない)。  その一つの理由は、バングラデシュでの「想像がつかないほど酷かった!」出来事を思い出したからであった。

通りには何軒もの看板を掲げている娼館が点在して並んでいるのが見渡せる。
2人はそれを眺めながら歩いていると目が慣れてきて、若くて美人の子が結構いることがわかってきた。

ある娼館の前を通りかかると、娼婦は部屋の中に居るのではなく、通りに面している建物の出入り口に10人ほどの娼婦が客引きをしていたので、自然に足の動きが止まり、立ち止まって様子を見ていた・・・・・・そうすれば、相手は客を欲しがっている娼婦であり客と目が絡み合う・・・・・・2人は意を決めて、私は「清水の舞台から飛び降りるよう」な心境で挑戦。

女の年も容姿も忘れてしまっているが、「お互いに見つめ合っていた」ので「こっちは気にいっていた」ということになり、20歳前後で、容姿も人並み以上であったろう。

その結果はバングラデシュの娼婦と全く同じ。 娼婦は最初からチップ攻めであり悲惨を究めた。
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