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ぼやき大爆発
世捨て旅行者の雑記帳
尊師の履歴書25
(タンザニア)

10月末に海路でケニアのモンバサからザンジバル島を経由してタンザニアの首都ダルエス・サラームに辿りついたのであった。
タンザニアでの最大の目的はキリマンジャロ(5895m)に登頂。  もちろん、計画通り挑戦したが一人であった。

往復では100余キロであるが、一般の行程は3泊4日。 3000メートル級の山なら2泊3日の行程なのであろうが、高度順応をさせるために3泊4日にしてあり、そのようにハット(山小屋)は3ヵ所に設けられている。

自分は昨年の秋にエヴェレスト・コースのトレッキングでカラ・パタール(5545m)まで登っていた。
約1年が経過していたが、まだ高度順応が残っていると思っていたので2泊3日に決定。  入山料金やハットの宿泊費を減らすためであったが、その料金は忘れたが、闇ドル換算で30ドルほどであっただろうか。  因みに現在では約500ドルが必要。

その当時ではガイドを付ける必要はなかったので雇わず、1人での登山。 3日分の食糧を持参する必要があったが、自炊道具を持っていなかったので、好きでないどころか、嫌いである食パンを中心に・・・・・・ビスケット、ピーナッツバター、ハチミツ、チョコレートなどを買い求めた。
リュックの中には、それらに加えて寝袋・一眼レフカメラと交換レンズを2本・着替え・水筒などが入っていたが、総重量は数キロほどか。
エヴェレストへのトレッキングのときは「寒さ」に堪えたので、入口のレンタルショップで「ダウンジャケット」 を借りたが、靴は持参の「テニス用」のスニーカーであった。

マラング・ゲート(1550m)の近くの民家に、色々な理由があって泊めてもらって一夜を明かしたのだが、よく朝にマラング・ゲートで入山の手続きをしてスタート。

初日・・・・・・・第1ハット(2727m)を過ぎて昼食を取り、その1時間半ほどで3500メートルくらいの地点で腹痛を覚えた。
昨年にネパールでエヴェレスト方面のトレッキングをした際に5000メートル弱で高山病が出た。 その症状とは異なったが、現在の標高のことを思うと、高山病の一つと思えた。  でも、この高さでは、出ると思えなかった。  それで、直ぐに治るであろうと思ってそのまま先へと進んだ。

夕方前に第2ハット(3727m)に辿りついてから、先着していた数人の白人の登山者と共に食事を取ろうとしたのだが、食が進まず、食べたのはビスケットをほんの少しだけであった。

2日目・・・・・・早朝に皆と起きて、朝食を取ろうとしたのだが、食べる気がしなかった。
それでも、数人の仲間らと共に先へと進んだのだが、彼らからは引き離される一方であった。  一人で草原地帯がつづいている緩やかな山道を登って行くのであったが、途中で2度・・・・・・胃から堪らないほど酸っぱい嘔吐、それも、前日から何も食べていないので水状のゲロを吐いてしまったのであった。
それでは足取りも遅かったが、夕方に第3ハット(4703m )に「仲間らとは相当に遅れてしまった」という感じで、何とか到着。

目の前に真っ黒で雄大なキリマンジャロの雄峰が聳えたち、周りには小雪が舞っていた。 お腹の痛みは相変わらずであったが、僅かであったが頭痛と耳鳴りがするので、高山病が出ているのがはっきりと確認できた。

ハットの中に入ったものの、昨夜は夕食を取ろうとして、食が進ままなかったのだが、今日は、その気にもなれなかった。
明日は登頂を目指す日であるが、「御来光を拝むため」 ということで、夜中である翌日の午前2時にハットをスタートするので、夕方に寝袋に入って、眼を閉じたのであった。  
この時には高山病の際にでる耳鳴りがしたが、高山病の特徴である・・・・・・目を閉じて横になっているのだが、感じとしては朦朧としていて、寝ているのか、起きているのか、分らない状態であった。

3日目・・・・・・午前2時ごろに、みなと共に起きだし、数人の仲間らと共に、登頂を目指して第3ハットをスタート。
夜中であり周りは真っ暗闇であったが、懐中電灯の明かりを頼りに歩きはじめた。  100メートルほど進むと、急坂になったのだが、足が上がらないだけでなく、それまで何ともなかったお腹に刺すような痛みが走った。
この時点になってやっと登頂を諦め、直ぐ近くのハットに戻って、寝袋にもぐりこんだのであった。

4日目・・・・・・早朝目を覚ますと、食事も取らず「今日中にモシに戻る」 と決めて、一人でスタート・・・・・・下り坂ばかりであったが、そのまま、休みも取らずに一気にマラング・ゲートまで下山を果たす・・・・・・午後5時ごろであったが、そこから「バスが通っている」マラングまでの4キロほどの下り坂を歩いて、夕方にたどり着き・・・・・・バスで登山基地の町モシにある出発前に泊まっていた安宿にたどり着いたときには、夕方過ぎで周りは真っ暗になってしまっていた。

勝手知って宿であったが、部屋を取り水のシャワーを浴びた後に、夕飯も食べずにそのままベッドにバッタンきゅう・・・・・・。
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